今回はムラサ船長の拳銃-ミネベア 9mm自動拳銃で紹介します。
ミネベア 9mm自動拳銃(みねべあ9みりじどうけんじゅう)は、1982年に自衛隊が9mm拳銃として制式採用した拳銃。
概要:
自衛隊創設期よりアメリカ軍から供与・貸与されていた11.4mm拳銃の後継として、1982年に採用された自動拳銃である。スイスのSIG社及び当時傘下だったドイツのザウエル&ゾーン社が開発したSIG SAUER P220を、新中央工業(現:ミネベア)がライセンス生産し、調達されている。
生産はプレス加工を多用し、一丁あたりの価格は約10万円。 陸上自衛隊向けの調達が再開された平成22年度予算では一丁あたり約20万円となっている。
なお、「拳」は常用漢字ではないが、自衛隊では制式名として「9mm拳銃」と表記される。
採用経緯:
前史
自衛隊は当初、アメリカ軍よりコルト.45ガバメント(M 1911、及びM1911A1)を11.4mm拳銃として採用していた。しかし、11.4mm拳銃は日本人には大きく不向きであり、使用する.45ACP弾の反動も大きすぎるとして、防衛庁(当時)は戦前より国産拳銃の開発を行ってきた新中央工業に、新型拳銃の開発を依頼した。そして、1958年に完成したのがニューナンブM57Aであった。
しかし、アメリカ軍が依然としてM1911を使用し続けていたこと、それに伴う弾薬の共用性の問題、及び政治的判断から戦後初の国産軍用拳銃の採用は見送られた。
新型拳銃の採用
1980年代に入り、アメリカ軍は長く運用してきたM1911に代わり、新たに新型拳銃を採用する計画を発表した。これを受けて、陸上自衛隊でも新型拳銃を採用することが決定した。これには新中央工業のM57A、西ドイツ(当時)のP220、ベルギーのFN ブローニング・ハイパワーなどがトライアルに参加し、1979年から1980年までテストが行われた。
結果、P220の採用が決定し、1982年1月に部隊使用の承認を受け、1982年より部隊配備を開始した。
特徴:
弾倉は装填されていないP220の特徴についてはSIG SAUER P220を参照。また、専門用語の解説については銃の部品、拳銃の項目を参照のこと
自衛隊が採用したのはP220の後期型で、外見上9mm拳銃のスライド(遊底)は前方上部が角張り、後部のセレーション(滑り止めの溝)は幅広で数が少なくなったプレス成型スライドが特徴。 使用弾薬は9mm普通弾と呼ばれ、これは9mmパラベラムと同様の弾薬である。
ライセンス元であるP220が、アメリカへの輸出を考慮して.45ACP弾を使用可能なサイズで本体や弾倉が設計されている為、口径9mmで弾薬が一列に装填されるシングルカラム弾倉を用いる拳銃としてはグリップの前後長が大きい。.45ACP弾より全長の短い9mmパラベラム用の弾倉は、後部にU字型のインサートが溶接されている。
命中精度は50mの射程においても依託射撃で90%、立射で70%以上の命中率を出した[1]。
ダブルアクションメカニズムに、オートマチックファイヤリングピンブロッキングシステムを組み込み、手動安全装置は廃している。デコッキングレバーを備えているため安全に撃鉄を待機位置に戻せることと併せ、初弾を装填したまま持ち歩き緊急時に安全かつ素早く射撃できる設計となっている。シングルアクションによる操作も可能で、主に命中精度を上げたい時などに用いられる。
スライドには「9mm拳銃」の文字、シリアルナンバー、各自衛隊ごとのマークが刻印されており、これは自衛隊武器マークとも呼ばれる。
陸上自衛隊向け:桜のマークの中にW
海上自衛隊向け:桜に錨
航空自衛隊向け:桜に翼
陸上自衛隊向けの調達は終了し、海上・航空自衛隊向けの調達のみが継続されていたが、2010年度予算から陸上自衛隊向けの調達が再開された。
運用:
はつゆき型護衛艦2番艦しらゆき内の12.7mm機関銃用武器庫
中央に9mm拳銃が展示されている自衛隊での9mm拳銃での射撃訓練は、指揮官クラスで年30発、機甲科などでは年12発程度とされる。また、携行の際は薬室に装填状態で撃鉄と撃針を接触させ、引き金にストッパーを入れるなど、安全対策がなされている。
陸上自衛隊
陸上自衛隊において拳銃は幹部自衛官、戦車の車長、無反動砲等の砲手、警務隊が装備するが、2000年代に入ってからは、市街地戦闘訓練や海外派遣時に一般の隊員も拳銃を装備するようになった。また、ホルスターに関しても、イラク派遣からは樹脂製のレッグホルスター(サファリランド6004)が官給品として配備されており、旧式の皮製ホルスターを代替している。
海上自衛隊
幹部自衛官、護衛艦付き立入検査隊、特別警備隊、陸警隊、警務隊が装備する。
航空自衛隊
幹部自衛官、基地警備隊、基地防空隊、警務隊が装備する。
使用弾:
使用する弾薬は9mmパラベラム弾(自衛隊での名称は9mm普通弾)であり、軍用であるためハーグ陸戦条約に準拠したフルメタルジャケット弾となる。弾頭先端は平たい形状になっている。普通弾以外に空砲やフランジブル弾も採用されている。
(参考:Wikipedia)
追記:
作中で海上自衛隊仕様タイプだが、一般より銃身で5mm延長です。
水曜日, 3月 31, 0022
拳銃紹介(封獣ぬえ編)
今回はぬえぬえの拳銃-モーゼルC96(C712)
モーゼルC96はドイツの拳銃。モーゼル・ミリタリーとも呼ばれる。
概要:
1896年にモーゼル兄弟(ヴィルヘルム・モーゼル、ポール・モーゼル)が開発した。このデザインは弾倉が銃把の前にあるため重心が前にあり、射撃競技銃のように正確な射撃が可能であり、ストックを併用するとカービンとして使用できた。「箒の柄(ブルームハンドル)」とあだ名された独特の形状をしたグリップは、掌の小さな小柄な民族でも関係なく使用できる利点があり、そのまま採用され続けた。
この銃は馬上などでも使いやすいということで、清朝末期以降の中国の軍人や馬賊にも愛用された。同銃は100万丁以上生産され、旧式化してもなお中国を最大のマーケットとして1936年まで生産され続け、チャーチル・金日成・ホーチミンといった当時の著名人にも使用されている事でも有名である。
他の自動拳銃に比べて倍近い価格だった事や、目を引くデザインだった事からステータスシンボルでもあり、まだ信頼性の低かったマガジン給弾式に比べて、信頼性の高い固定弾倉式だった事で、20世紀前半で最も知られた自動拳銃となった。
パテントは1895年に取られており、その最大の特徴となっているトリガーの前にマガジンハウジングを持つスタイルは、当時グリップがマガジンハウジングを兼ねる方式が特許取得済みだったためとも言われている。
使用する.30モーゼル弾(7.63×25ないし、7.62×25。資料によって表記が異なる)は、ルガーP08の原型となったボーチャードピストルでボーチャードが開発したボトルネックリムレスカートリッジがベースになっている。この弾は、初速が高く、口径の割に高威力である反面、銃身が加熱しやすいと言う特徴がある。
マガジンへの装弾方法は当時のボルトアクションライフルに似ており、マガジンが空か最終弾を撃ち尽くしコッキングピース(一般的な自動拳銃のスライドに相当)が後退したホールド・オープン状態から弾丸が10発まとめられたクリップを排莢口に差込み、指でマガジンに押し込む。マガジンにはダブル・カラム方式で収納される。その後クリップを抜き取るとボルトが前進してチャンバーに第一弾が送り込まれるようになっている。コッキングピースをホールドするパーツはないためクリップなしでの装弾は事実上できない。また、ホールド・オープンしているモーゼルをクローズするのにも最低限クリップが必要である。最終弾を打ち出すまで弾丸の補給ができない。セーフティレバーはハーフコックおよびフルコックでかけられる。初期型はセーフティを上に押し上げるとOFF、後期型は下に押し下げるとOFFなのでこれで初期型と後期型の区別がつく。また、ボルトとファイアリングピンの長さは同じなので静かにハンマーを戻せば暴発しない。M1930でセーフティレバーに改良が加えられ、ロック状態では、トリガーを引いて、ハンマーを落としても、ファイアリングピンを打たないようになっている。このため、M1896(初期型)とM1930(後期型)の二つのカテゴリーに大別する事が多い。構造は全て金属パーツとスプリングの噛み合せでできており、ネジはグリップで使用している一本だけである。付属のクリーニングロッド一本で、分解清掃可能となっている。
距離を調整できるタンジェントサイトを装備しているモデルが多いが、これはストックを取り付けたときを前提としたサイトになっているのでストックを付けずに撃つ場合は標的が20m先の場合、20~30cmぐらい下を狙う必要がある。
当時としては多弾数だったことと、弾速の速い高速弾だったこと、ストックをつけたときの有効射程が200mを越えることなどから自動式カービンに相当するポジションを担う実用的な銃としてアジアを中心に広く愛用され、世界数カ国でコピー製造された。スペインのアストラ社もコピー品を生産しており、アストラM900として販売している。また中国ではトミーガンと弾薬を共用できる45ACP仕様のモデルが山西省軍閥の工廠で生産されている。
尚、ブルームハンドルのフルオートモデルを先に開発していたのはアストラ社であり、マーケットを確認したモーゼル社が追従する形となっている。
日本においても第一次世界大戦終戦後に、ヨーロッパから放出された銃や、中国戦線で鹵獲された本銃が大量に国内へ入ってきており、昭和15年に「モ式大型自動拳銃」として日本軍に準制式拳銃化され、弾丸も国産された。
中国で大量に鹵獲され、その多くが私物として日本に持ち込まれたため、戦後も一部の将校達は隠匿し続けていた事も判明しており、旧ソ連崩壊後に自主的に警察へ提出されたり、遺族が発見する事が多い事でも知られている。
戦前、日本の警察の一部でも採用された例(福岡県警察部が「独逸モーゼル自動拳銃」として内務大臣に使用認可申請)がある。
設計の一部(閉鎖機構)や弾丸の構造が、日本の南部式自動拳銃などに影響を与えているが、形状は大きく異なっている。
型式名について-
モーゼル社が、正式な型式名を付けなかった事もあり、現在目にする型式名は、後世のコレクターや研究者の便宜上の分類であったり、販売代理店の付けたものであるため、少々、混同を招く結果になっている。そもそも、コマーシャルネームのモーゼル・ミリタリー・ピストルも、ミリタリーという名称でありながら、実際には、軍から制式採用された事がなく、民間販売の方がメインであった。
もっともポピュラーであろうC96という形式であるが、実はこれは、民間販売用の形式であり、軍にはM96として販売されていた。また、C96とする場合、1896年の初期型から、1930年のユニバーサルセーフティを備えた後期型、さらには広義にとればフルオート機能を持つ1932年製も含んでしまう。その為、マイナーチェンジ等の細かい違いを考慮するために「M+発売年」で、語られる事も多い。
バリエーション:
ルガーP08ほどではないが、多種多様なバリエーションを持つ。
モーゼル・ミリタリー 9mm(M1916)
9mmパラベラム用に改造されたモデル。グリップに赤字で大きく「9」と刻印されているため、「レッド9」と呼ばれた。両大戦でドイツ軍が使用。ワルサーP38、ルガーP08と弾を共有させたとされる。なお、軍によって公式に使用された兵器ではあるが、制式採用はされていない。
ボロ・モーゼル(Bolo Mauser)
ロシア向けに輸出されたモデル。グリップがやや太く、バレルは4インチに短縮されている。「ボロ」は「ボリシェヴィキ」の略。
ボロ・モーゼル 6ショット
ボロ・モーゼルの弾倉を6連発にして扱いやすくしたモデル。
モーゼル・フラットサイドモデル
C96の側面の凹凸をなくして磨き上げたモデル。バリエーションとして作られたのか、単なるコストダウンなのかは不明。
モーゼル・ライエンフォイヤー (Mauser Reihenfeuer/M713/M1931)
形式名は”M713”であるが、シュネルフォイヤーの前のモデル。モーゼル社での社内名称はM1931。”ライエンフォイヤー”とは、「連射」の意味。製造は1931年。
このモデルから、フルオートによる弾数消費に対応するため、マガジンが脱着式となり、10発と20発弾倉が用意された。フルオート射撃時の振動でセレクターが勝手に切り替わってしまうなど、欠陥が多かった失敗作で、短期間で生産中止となった。
モーゼル・シュネルフォイヤー(Mauser Schnellfeuer/M712/M1932)
シュネルフォイヤーは「速射」の意味。フルオート射撃が可能なマシン・ピストルであり、俗にM712と呼ばれるモデル(M712は、アメリカの代理店ストーガー社が付けた型式名)。1932年に製造された事からM1932とも呼ばれる。
M713と同様、フルオート射撃機能の採用を受けて10発ないし20発の着脱式マガジンが用意されたが、従来通りのクリップによる装填も可能。なお、現存する20発弾倉の数は希少である。フルオート射撃では振動が大きく、ストックを使用し片膝を付いた姿勢でも射線の維持は困難であり、近接戦闘で弾幕を張る以外の目的には適さないとされる。
短機関銃より携行性に優れ、通常の拳銃よりも強力な火力を発揮できたため、短機関銃の代用たる装備としても利用された。ドイツ国内では、1940年にドイツ空軍が7800挺を購入したが、砲兵部隊のオートバイ伝令兵にサイドアームとして供与した程度である。また、当時のドイツ空軍降下猟兵の兵士は降下の際に拳銃や手榴弾程度のみ携行し、小銃など主兵装はコンテナに詰めて別途投下するものとされていた。その為、コンテナを回収できない場合でも、カービンや短機関銃を代用出来るシュネルフォイヤーを所持していた兵士もいた。武装親衛隊でも短機関銃不足に対する補助兵器として一定数を購入している。
C96のイメージが強いのか、ゲームなどではM712と銘打ちながらも、装填方法がクリップ装填のみと設定されることがある。
山西17式 (Shansi Type 17)
20世紀初頭、中国は多くの軍閥による群雄割拠の状態にあり、山西省は山西都督の閻錫山率いる軍閥が実効支配していた。閻は彼らにとって事実上の首都である太原に近代的な兵工廠を設けた。山西軍閥は太原兵工廠で.45APC弾を使用するトンプソン短機関銃を生産していたが、同時に採用していたC96拳銃は7.63mm口径弾を使用しており、弾薬の供給に支障を来していた。
そこでC96を.45APC弾に対応させる改良を施し弾薬供給の単純化を目指した。この45口径拳銃は17式と名づけられ、1929年から太原兵工廠にて生産が開始された。
17式は左側面に「壹柒式」の刻印、右側面に「民国拾捌年晋造」の刻印がある点でC96と区別できる他、トリガーガード下で広がる大型の10発装填マガジンが外見上の特徴となっている。装填時には5発止めクリップ2つを使用する事が多かった。これは馬賊や他の軍閥に対する防衛の為、鉄道警備隊などに対してトンプソン短機関銃と共に支給された。
ほとんどの17式は国共内戦で紅軍が勝利した後、共産党の規約により廃棄されたが、一部は海外へ輸出された。凡そ8500丁の17式が太原兵工廠で生産されたとされる。しかし、実際に山西軍閥が生産したものの他、アメリカでコレクター向けに類似の改造を施した45口径モーゼルがごく最近製造され流通しており、正確な生産数については議論がある。
漢陽製C96 (Hanyang C.96)
1923年、漢陽兵工廠ではC96のコピー銃の製造を開始し、最終的に13,000丁程度を生産したと言われている。このモデルも17式同様に正確な生産数は分かっていない。
(参考:Wikipedia)
追記:
作中で「M712」と呼ぶ、7.65mmモーゼル弾(7.65mmパラベラム弾の亜種、実際存在しない)使用。あの程度で架空種の拳銃です。
モーゼルC96はドイツの拳銃。モーゼル・ミリタリーとも呼ばれる。
概要:
1896年にモーゼル兄弟(ヴィルヘルム・モーゼル、ポール・モーゼル)が開発した。このデザインは弾倉が銃把の前にあるため重心が前にあり、射撃競技銃のように正確な射撃が可能であり、ストックを併用するとカービンとして使用できた。「箒の柄(ブルームハンドル)」とあだ名された独特の形状をしたグリップは、掌の小さな小柄な民族でも関係なく使用できる利点があり、そのまま採用され続けた。
この銃は馬上などでも使いやすいということで、清朝末期以降の中国の軍人や馬賊にも愛用された。同銃は100万丁以上生産され、旧式化してもなお中国を最大のマーケットとして1936年まで生産され続け、チャーチル・金日成・ホーチミンといった当時の著名人にも使用されている事でも有名である。
他の自動拳銃に比べて倍近い価格だった事や、目を引くデザインだった事からステータスシンボルでもあり、まだ信頼性の低かったマガジン給弾式に比べて、信頼性の高い固定弾倉式だった事で、20世紀前半で最も知られた自動拳銃となった。
パテントは1895年に取られており、その最大の特徴となっているトリガーの前にマガジンハウジングを持つスタイルは、当時グリップがマガジンハウジングを兼ねる方式が特許取得済みだったためとも言われている。
使用する.30モーゼル弾(7.63×25ないし、7.62×25。資料によって表記が異なる)は、ルガーP08の原型となったボーチャードピストルでボーチャードが開発したボトルネックリムレスカートリッジがベースになっている。この弾は、初速が高く、口径の割に高威力である反面、銃身が加熱しやすいと言う特徴がある。
マガジンへの装弾方法は当時のボルトアクションライフルに似ており、マガジンが空か最終弾を撃ち尽くしコッキングピース(一般的な自動拳銃のスライドに相当)が後退したホールド・オープン状態から弾丸が10発まとめられたクリップを排莢口に差込み、指でマガジンに押し込む。マガジンにはダブル・カラム方式で収納される。その後クリップを抜き取るとボルトが前進してチャンバーに第一弾が送り込まれるようになっている。コッキングピースをホールドするパーツはないためクリップなしでの装弾は事実上できない。また、ホールド・オープンしているモーゼルをクローズするのにも最低限クリップが必要である。最終弾を打ち出すまで弾丸の補給ができない。セーフティレバーはハーフコックおよびフルコックでかけられる。初期型はセーフティを上に押し上げるとOFF、後期型は下に押し下げるとOFFなのでこれで初期型と後期型の区別がつく。また、ボルトとファイアリングピンの長さは同じなので静かにハンマーを戻せば暴発しない。M1930でセーフティレバーに改良が加えられ、ロック状態では、トリガーを引いて、ハンマーを落としても、ファイアリングピンを打たないようになっている。このため、M1896(初期型)とM1930(後期型)の二つのカテゴリーに大別する事が多い。構造は全て金属パーツとスプリングの噛み合せでできており、ネジはグリップで使用している一本だけである。付属のクリーニングロッド一本で、分解清掃可能となっている。
距離を調整できるタンジェントサイトを装備しているモデルが多いが、これはストックを取り付けたときを前提としたサイトになっているのでストックを付けずに撃つ場合は標的が20m先の場合、20~30cmぐらい下を狙う必要がある。
当時としては多弾数だったことと、弾速の速い高速弾だったこと、ストックをつけたときの有効射程が200mを越えることなどから自動式カービンに相当するポジションを担う実用的な銃としてアジアを中心に広く愛用され、世界数カ国でコピー製造された。スペインのアストラ社もコピー品を生産しており、アストラM900として販売している。また中国ではトミーガンと弾薬を共用できる45ACP仕様のモデルが山西省軍閥の工廠で生産されている。
尚、ブルームハンドルのフルオートモデルを先に開発していたのはアストラ社であり、マーケットを確認したモーゼル社が追従する形となっている。
日本においても第一次世界大戦終戦後に、ヨーロッパから放出された銃や、中国戦線で鹵獲された本銃が大量に国内へ入ってきており、昭和15年に「モ式大型自動拳銃」として日本軍に準制式拳銃化され、弾丸も国産された。
中国で大量に鹵獲され、その多くが私物として日本に持ち込まれたため、戦後も一部の将校達は隠匿し続けていた事も判明しており、旧ソ連崩壊後に自主的に警察へ提出されたり、遺族が発見する事が多い事でも知られている。
戦前、日本の警察の一部でも採用された例(福岡県警察部が「独逸モーゼル自動拳銃」として内務大臣に使用認可申請)がある。
設計の一部(閉鎖機構)や弾丸の構造が、日本の南部式自動拳銃などに影響を与えているが、形状は大きく異なっている。
型式名について-
モーゼル社が、正式な型式名を付けなかった事もあり、現在目にする型式名は、後世のコレクターや研究者の便宜上の分類であったり、販売代理店の付けたものであるため、少々、混同を招く結果になっている。そもそも、コマーシャルネームのモーゼル・ミリタリー・ピストルも、ミリタリーという名称でありながら、実際には、軍から制式採用された事がなく、民間販売の方がメインであった。
もっともポピュラーであろうC96という形式であるが、実はこれは、民間販売用の形式であり、軍にはM96として販売されていた。また、C96とする場合、1896年の初期型から、1930年のユニバーサルセーフティを備えた後期型、さらには広義にとればフルオート機能を持つ1932年製も含んでしまう。その為、マイナーチェンジ等の細かい違いを考慮するために「M+発売年」で、語られる事も多い。
バリエーション:
ルガーP08ほどではないが、多種多様なバリエーションを持つ。
モーゼル・ミリタリー 9mm(M1916)
9mmパラベラム用に改造されたモデル。グリップに赤字で大きく「9」と刻印されているため、「レッド9」と呼ばれた。両大戦でドイツ軍が使用。ワルサーP38、ルガーP08と弾を共有させたとされる。なお、軍によって公式に使用された兵器ではあるが、制式採用はされていない。
ボロ・モーゼル(Bolo Mauser)
ロシア向けに輸出されたモデル。グリップがやや太く、バレルは4インチに短縮されている。「ボロ」は「ボリシェヴィキ」の略。
ボロ・モーゼル 6ショット
ボロ・モーゼルの弾倉を6連発にして扱いやすくしたモデル。
モーゼル・フラットサイドモデル
C96の側面の凹凸をなくして磨き上げたモデル。バリエーションとして作られたのか、単なるコストダウンなのかは不明。
モーゼル・ライエンフォイヤー (Mauser Reihenfeuer/M713/M1931)
形式名は”M713”であるが、シュネルフォイヤーの前のモデル。モーゼル社での社内名称はM1931。”ライエンフォイヤー”とは、「連射」の意味。製造は1931年。
このモデルから、フルオートによる弾数消費に対応するため、マガジンが脱着式となり、10発と20発弾倉が用意された。フルオート射撃時の振動でセレクターが勝手に切り替わってしまうなど、欠陥が多かった失敗作で、短期間で生産中止となった。
モーゼル・シュネルフォイヤー(Mauser Schnellfeuer/M712/M1932)
シュネルフォイヤーは「速射」の意味。フルオート射撃が可能なマシン・ピストルであり、俗にM712と呼ばれるモデル(M712は、アメリカの代理店ストーガー社が付けた型式名)。1932年に製造された事からM1932とも呼ばれる。
M713と同様、フルオート射撃機能の採用を受けて10発ないし20発の着脱式マガジンが用意されたが、従来通りのクリップによる装填も可能。なお、現存する20発弾倉の数は希少である。フルオート射撃では振動が大きく、ストックを使用し片膝を付いた姿勢でも射線の維持は困難であり、近接戦闘で弾幕を張る以外の目的には適さないとされる。
短機関銃より携行性に優れ、通常の拳銃よりも強力な火力を発揮できたため、短機関銃の代用たる装備としても利用された。ドイツ国内では、1940年にドイツ空軍が7800挺を購入したが、砲兵部隊のオートバイ伝令兵にサイドアームとして供与した程度である。また、当時のドイツ空軍降下猟兵の兵士は降下の際に拳銃や手榴弾程度のみ携行し、小銃など主兵装はコンテナに詰めて別途投下するものとされていた。その為、コンテナを回収できない場合でも、カービンや短機関銃を代用出来るシュネルフォイヤーを所持していた兵士もいた。武装親衛隊でも短機関銃不足に対する補助兵器として一定数を購入している。
C96のイメージが強いのか、ゲームなどではM712と銘打ちながらも、装填方法がクリップ装填のみと設定されることがある。
山西17式 (Shansi Type 17)
20世紀初頭、中国は多くの軍閥による群雄割拠の状態にあり、山西省は山西都督の閻錫山率いる軍閥が実効支配していた。閻は彼らにとって事実上の首都である太原に近代的な兵工廠を設けた。山西軍閥は太原兵工廠で.45APC弾を使用するトンプソン短機関銃を生産していたが、同時に採用していたC96拳銃は7.63mm口径弾を使用しており、弾薬の供給に支障を来していた。
そこでC96を.45APC弾に対応させる改良を施し弾薬供給の単純化を目指した。この45口径拳銃は17式と名づけられ、1929年から太原兵工廠にて生産が開始された。
17式は左側面に「壹柒式」の刻印、右側面に「民国拾捌年晋造」の刻印がある点でC96と区別できる他、トリガーガード下で広がる大型の10発装填マガジンが外見上の特徴となっている。装填時には5発止めクリップ2つを使用する事が多かった。これは馬賊や他の軍閥に対する防衛の為、鉄道警備隊などに対してトンプソン短機関銃と共に支給された。
ほとんどの17式は国共内戦で紅軍が勝利した後、共産党の規約により廃棄されたが、一部は海外へ輸出された。凡そ8500丁の17式が太原兵工廠で生産されたとされる。しかし、実際に山西軍閥が生産したものの他、アメリカでコレクター向けに類似の改造を施した45口径モーゼルがごく最近製造され流通しており、正確な生産数については議論がある。
漢陽製C96 (Hanyang C.96)
1923年、漢陽兵工廠ではC96のコピー銃の製造を開始し、最終的に13,000丁程度を生産したと言われている。このモデルも17式同様に正確な生産数は分かっていない。
(参考:Wikipedia)
追記:
作中で「M712」と呼ぶ、7.65mmモーゼル弾(7.65mmパラベラム弾の亜種、実際存在しない)使用。あの程度で架空種の拳銃です。
拳銃紹介(寅丸星編)
今回は寅丸さんの拳銃紹介-ニューナンブM60
ニューナンブM60はミネベア(旧新中央工業)社製の.38口径官用回転式拳銃。日本国製。 警察官、皇宮護衛官用拳銃として開発製造され、後に麻薬取締官用や海上保安官用にも納入された。
概要:
日本の警察官や皇宮護衛官、海上保安官等が使用する制式採用の回転式拳銃。1951年頃に開発を開始し、1960年、警察庁に採用されたことから名称に"M60"が付いている。
S&W社製M36リボルバーを参考に開発されたといわれ、使用実包.38スペシャル×5連発は同じだが、ニューナンブM60の方が一回り大きい。なお、グリップ等もJフレーム用のものは使えず、ニューナンブ専用のものしか取り付けできない。
銃身長が51mmの幹部用と呼ばれるモデル(警部以上用、私服警官向等の諸説ある)と77mmの一般用モデルの2種類が存在している。生産された割合としては8:2ほどで、77ミリ銃身のものが大数である。51ミリ銃身に統一されたと言われているが、実際そのようなことはなく、M37エアーウエイト以降のけん銃の銃身を51ミリに統一するという方針を決めただけのものである。
特徴:
シングルアクション射撃では、25メートル固定射撃で2インチほどの幅にまとまる集弾性能がある。ダブルアクションの感触は、S&W M36とほぼ同一であり、慣れれば高い集弾率が期待できる。 日本人向けに開発されたと云われるグリップだが、実際に銃を保持すると厚みがあり、グリップ長が短いため小指が掛かりにくい。グリップが割れやすい等の問題もあった。その他、I 型では弾倉を開放する際に使用するラッチ部の形状が小型で薄く、操作性に問題もあった。改良型である II 型はグリップ前面を延長するとともに材質も変更され、ラッチも大型で厚い物に変更となった。
納品時の表面仕上げはブルー仕上げだが、錆の発生などでパーカライジング仕上げ(つや消し)に再処理された物も存在する。
引き金機構はシングル・ダブルアクション両用であり、近年では相手と対峙する距離を5メートル以下と想定し、ダブルアクション連発射撃が射撃訓練のメインとなっている。
安全装置の一つとして、引き金の後ろに填め込んで動きを止める安全ゴムが用意されている。これは日本警察独特の方法であり、ニューナンブM60に限らず多くの回転式拳銃の安全策として採用されているが、各警察本部や部署によって使用基準は異なる。
配備先:
主に警視庁をはじめ各道府県警察本部、皇宮警察本部、海上保安庁に納入されている。また法務省では刑務官用、厚生省では麻薬取締官用、日本国有鉄道公安本部では鉄道公安職員用として納入された。民間への市販や輸出はされていない。また完全官給品なので、正確な性能、生産情報も含め全て機密事項となっている。情報公開法により警察納入価格は公開対象となるはずだったが、「公開3年間猶予」が適用され、生産停止となりS&Wリボルバーが採用されて3年が経過し、価格も公式にはわからなくなっている。
展示
警察博物館(東京都中央区)にてニューナンブM60(77ミリ銃身)が展示されており、一般入場者も見学ができる。展示品は旧型サムピース、旧型グリップを装備している。
実包の装填数:
ニューナンブの1発目は空砲だとする説があるが、特殊な場合を除き装填される弾丸は全て完全被甲弾の執行実包であり、1発目に空砲を装填するという規定などは無い。 また、平成19年から配備され始めたM360J(SAKURA)と同じ時期から、レミントン社製.38SPL+P弾をニューナンブ使用するための試験も行われている。
ただし、ニューナンブ採用以前から警察官の拳銃の装填数は5発と定められていたため、米軍から貸与(後に払下げ)されたS&W/コルトM1917、S&Wミリタリー&ポリスなどの6連発拳銃には、最終弾となる銃身直後の薬室を空け、5発装填を実施していた。 現在、この規定は改正されており、自動拳銃等6発以上入るものには全弾装填される場合がある。
その他のバリエーション:
バリエーションとしてバランスウェイト付き長銃身、調整式照門、競技用調整式グリップを備えた競技用「ニューナンブM60 サクラ」が存在したが、これは試作のみで終わったとされている。
ニューナンブの由来とM60以外のモデル
「ニューナンブ」とは、ミネベア(新中央工業)の前身企業である「中央工業」の創設者であり、日本の銃器開発の第一人者でもあった南部麒次郎にちなんで名付けられた名称である。「ニューナンブ」の名称は商標登録されており、遊戯銃の商品名にも実名が使われている64式小銃や89式小銃と違って、「J-Police.38S」や「ポリスリボルバー」など、ニューナンブM60をモチーフにした商品は「ニューナンブ」の名称を使用していない。また、トイガン用木製グリップが発売されているが、実銃に木製グリップは存在しない。
また、ニューナンブというと通常はM60回転拳銃の事を指すが、かつてはM60以外にも様々な試作銃に名が冠せられていた。以下にその一部を記す。
ニューナンブM57A/M57B自動拳銃
1957年に開発された試作拳銃。M1911A1をベースに自衛隊向けに9mmパラベラム弾を使用した「M57A」と、警察向けに32ACPを使用した「M57B」の2種類が開発されたが、いずれも不採用となった。
ニューナンブM57A1自動拳銃
70年代末、従来のM1911A1拳銃が老朽化し、次期制式拳銃を選定する事となった自衛隊のトライアルに参加する為に開発された拳銃。M57の名が付いているが、外見及び機構はM1911A1ベースのM57A/Bとは全く別物で、SIG社製の拳銃を強く意識したデザイン・閉鎖機構を備えた独自の拳銃であった。トカレフTT-33同様、素早い分解が可能なブロック式の機関部などを採用した意欲作であり、SIG SAUER P220、ブローニング・ハイパワーなどと共にトライアルに供されたが、シングルアクション機構しか備えていなかった事がネックとなり正式採用には至らなかった。結局、次期制式拳銃はSIG SAUER P220となり、9mm自動拳銃として当のミネベア自身の手でライセンス生産される事となった。
全長 197mm
重量 950g
口径 9mmパラベラム
装弾数 8+1発
ニューナンブM65/M66短機関銃
詳細は「ニューナンブM65/M66短機関銃」を参照
(参考:Wikipedia)
ニューナンブM60はミネベア(旧新中央工業)社製の.38口径官用回転式拳銃。日本国製。 警察官、皇宮護衛官用拳銃として開発製造され、後に麻薬取締官用や海上保安官用にも納入された。
概要:
日本の警察官や皇宮護衛官、海上保安官等が使用する制式採用の回転式拳銃。1951年頃に開発を開始し、1960年、警察庁に採用されたことから名称に"M60"が付いている。
S&W社製M36リボルバーを参考に開発されたといわれ、使用実包.38スペシャル×5連発は同じだが、ニューナンブM60の方が一回り大きい。なお、グリップ等もJフレーム用のものは使えず、ニューナンブ専用のものしか取り付けできない。
銃身長が51mmの幹部用と呼ばれるモデル(警部以上用、私服警官向等の諸説ある)と77mmの一般用モデルの2種類が存在している。生産された割合としては8:2ほどで、77ミリ銃身のものが大数である。51ミリ銃身に統一されたと言われているが、実際そのようなことはなく、M37エアーウエイト以降のけん銃の銃身を51ミリに統一するという方針を決めただけのものである。
特徴:
シングルアクション射撃では、25メートル固定射撃で2インチほどの幅にまとまる集弾性能がある。ダブルアクションの感触は、S&W M36とほぼ同一であり、慣れれば高い集弾率が期待できる。 日本人向けに開発されたと云われるグリップだが、実際に銃を保持すると厚みがあり、グリップ長が短いため小指が掛かりにくい。グリップが割れやすい等の問題もあった。その他、I 型では弾倉を開放する際に使用するラッチ部の形状が小型で薄く、操作性に問題もあった。改良型である II 型はグリップ前面を延長するとともに材質も変更され、ラッチも大型で厚い物に変更となった。
納品時の表面仕上げはブルー仕上げだが、錆の発生などでパーカライジング仕上げ(つや消し)に再処理された物も存在する。
引き金機構はシングル・ダブルアクション両用であり、近年では相手と対峙する距離を5メートル以下と想定し、ダブルアクション連発射撃が射撃訓練のメインとなっている。
安全装置の一つとして、引き金の後ろに填め込んで動きを止める安全ゴムが用意されている。これは日本警察独特の方法であり、ニューナンブM60に限らず多くの回転式拳銃の安全策として採用されているが、各警察本部や部署によって使用基準は異なる。
配備先:
主に警視庁をはじめ各道府県警察本部、皇宮警察本部、海上保安庁に納入されている。また法務省では刑務官用、厚生省では麻薬取締官用、日本国有鉄道公安本部では鉄道公安職員用として納入された。民間への市販や輸出はされていない。また完全官給品なので、正確な性能、生産情報も含め全て機密事項となっている。情報公開法により警察納入価格は公開対象となるはずだったが、「公開3年間猶予」が適用され、生産停止となりS&Wリボルバーが採用されて3年が経過し、価格も公式にはわからなくなっている。
展示
警察博物館(東京都中央区)にてニューナンブM60(77ミリ銃身)が展示されており、一般入場者も見学ができる。展示品は旧型サムピース、旧型グリップを装備している。
実包の装填数:
ニューナンブの1発目は空砲だとする説があるが、特殊な場合を除き装填される弾丸は全て完全被甲弾の執行実包であり、1発目に空砲を装填するという規定などは無い。 また、平成19年から配備され始めたM360J(SAKURA)と同じ時期から、レミントン社製.38SPL+P弾をニューナンブ使用するための試験も行われている。
ただし、ニューナンブ採用以前から警察官の拳銃の装填数は5発と定められていたため、米軍から貸与(後に払下げ)されたS&W/コルトM1917、S&Wミリタリー&ポリスなどの6連発拳銃には、最終弾となる銃身直後の薬室を空け、5発装填を実施していた。 現在、この規定は改正されており、自動拳銃等6発以上入るものには全弾装填される場合がある。
その他のバリエーション:
バリエーションとしてバランスウェイト付き長銃身、調整式照門、競技用調整式グリップを備えた競技用「ニューナンブM60 サクラ」が存在したが、これは試作のみで終わったとされている。
ニューナンブの由来とM60以外のモデル
「ニューナンブ」とは、ミネベア(新中央工業)の前身企業である「中央工業」の創設者であり、日本の銃器開発の第一人者でもあった南部麒次郎にちなんで名付けられた名称である。「ニューナンブ」の名称は商標登録されており、遊戯銃の商品名にも実名が使われている64式小銃や89式小銃と違って、「J-Police.38S」や「ポリスリボルバー」など、ニューナンブM60をモチーフにした商品は「ニューナンブ」の名称を使用していない。また、トイガン用木製グリップが発売されているが、実銃に木製グリップは存在しない。
また、ニューナンブというと通常はM60回転拳銃の事を指すが、かつてはM60以外にも様々な試作銃に名が冠せられていた。以下にその一部を記す。
ニューナンブM57A/M57B自動拳銃
1957年に開発された試作拳銃。M1911A1をベースに自衛隊向けに9mmパラベラム弾を使用した「M57A」と、警察向けに32ACPを使用した「M57B」の2種類が開発されたが、いずれも不採用となった。
ニューナンブM57A1自動拳銃
70年代末、従来のM1911A1拳銃が老朽化し、次期制式拳銃を選定する事となった自衛隊のトライアルに参加する為に開発された拳銃。M57の名が付いているが、外見及び機構はM1911A1ベースのM57A/Bとは全く別物で、SIG社製の拳銃を強く意識したデザイン・閉鎖機構を備えた独自の拳銃であった。トカレフTT-33同様、素早い分解が可能なブロック式の機関部などを採用した意欲作であり、SIG SAUER P220、ブローニング・ハイパワーなどと共にトライアルに供されたが、シングルアクション機構しか備えていなかった事がネックとなり正式採用には至らなかった。結局、次期制式拳銃はSIG SAUER P220となり、9mm自動拳銃として当のミネベア自身の手でライセンス生産される事となった。
全長 197mm
重量 950g
口径 9mmパラベラム
装弾数 8+1発
ニューナンブM65/M66短機関銃
詳細は「ニューナンブM65/M66短機関銃」を参照
(参考:Wikipedia)
月曜日, 3月 22, 0022
ハートゴールド-馬鹿軍神と愉快な(?)仲間たち 登場人物紹介3
タカネ(声優:原由実)
あくポケモンで愛用されのお嬢様、本名は「四条貴音」。
コガネシティ出身、その以外不明。
年齢は20歳。
四天王のカリンは彼女の師匠らしい。
持つポケモン:
ニューラ♀
スカタンク♂
ヤミラミ♀
エリ(声優:花澤香菜)
本名は「水谷絵理」、サイネリア(鈴木彩音)と親交するのネットアイドル。
性格は気弱で語尾に「?」が付く事が多い。
ネットアイドルとしていくつものムービーをアップしていた
ずっと引きこもっていたため喋るのが苦手で歌が歌えなかったが、尾崎(プロデューサーのレイコ)プロデューサーに誘われ、現実のアイドルとしてデビューすることを決めた
タイトルロゴから推察するにイメージカラーは水色
主に電気タイプポケモン使い。
年齢は18歳。
持つポケモン:
エレキブル♂
カオリ(声優:不明)
ピクニックガール、HGの世界の重要ツッコミ役キャラ。
戦闘時非常な生真面目、負けてふてくされます。
主に毒タイプポケモンで使用する、友人はアツコちゃん。
年齢は14-15歳前後。
すぎるの彼女、BW編はゲスト出演ある。
持つポケモン:
ウツボット♀
ニドクイン(主要)
ニドキング
ゴロウ(声優:不明)
たんパンこぞう、はるか最初の対戦トレーナー。
相棒は大切なラッタ。
年齢は9-10歳。
持つポケモン:
ラッタ(彼の大切な相棒)
あくポケモンで愛用されのお嬢様、本名は「四条貴音」。
コガネシティ出身、その以外不明。
年齢は20歳。
四天王のカリンは彼女の師匠らしい。
持つポケモン:
ニューラ♀
スカタンク♂
ヤミラミ♀
エリ(声優:花澤香菜)
本名は「水谷絵理」、サイネリア(鈴木彩音)と親交するのネットアイドル。
性格は気弱で語尾に「?」が付く事が多い。
ネットアイドルとしていくつものムービーをアップしていた
ずっと引きこもっていたため喋るのが苦手で歌が歌えなかったが、尾崎(プロデューサーのレイコ)プロデューサーに誘われ、現実のアイドルとしてデビューすることを決めた
タイトルロゴから推察するにイメージカラーは水色
主に電気タイプポケモン使い。
年齢は18歳。
持つポケモン:
エレキブル♂
カオリ(声優:不明)
ピクニックガール、HGの世界の重要ツッコミ役キャラ。
戦闘時非常な生真面目、負けてふてくされます。
主に毒タイプポケモンで使用する、友人はアツコちゃん。
年齢は14-15歳前後。
すぎるの彼女、BW編はゲスト出演ある。
持つポケモン:
ウツボット♀
ニドクイン(主要)
ニドキング
ゴロウ(声優:不明)
たんパンこぞう、はるか最初の対戦トレーナー。
相棒は大切なラッタ。
年齢は9-10歳。
持つポケモン:
ラッタ(彼の大切な相棒)
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