今回は白蓮姉さんの拳銃-コルト・キングコブラで紹介します。
コルト・キングコブラ(英: Colt King Cobra)は、アメリカのコルト社が1986年から1990年まで生産していた「MK-Vシリーズ」の回転式拳銃。
特徴-
同社のパイソンと同じく.357マグナム弾を使用するリボルバーであるが、内部の機構を見直し改善することによって生産コストの大幅な削減に成功すると同時に、従来の同社製リボルバーでは重く粘っていたトリガーが多少ではあるが改善された。
強力なマグナム弾の衝撃に耐えられるように従来のリボルバーよりも強度面を意識したつくりになっており、ボディーには錆びに強いステンレス素材を採用している。そのためシルバーカラーが標準仕上げとなっているが、表面にガンブルー塗装が施されたものもある。
銃身長には2.5インチ、4インチ、6インチ、8インチの4種類があり、特に8インチモデルは拳銃での狩猟が許されているアメリカの一部の州ではスコープを搭載してハンティングに使用することも可能となっている。先述の通り廉価な銃ではあるが、高い耐久性と安定した性能を誇るため民間での射撃や狩猟は勿論のこと、一部の警察関係でも使用された。
-コルト・アナコンダ-
キングコブラの生産終了後である1990年に「コルト社初の.44マグナム」として発表された「MK-Vシリーズ」の大型リボルバー。
外観は同社のダブルアクションリボルバーの中で最も有名な存在であるパイソンに似ているが、内部の機構はキングコブラのものを基本としているためパイソンよりも生産コストを削減することに成功し、その上でキングコブラと同様充分な強度を確保している。
しかし発売当初は設計上に不完全な部分があったのか、シリンダーの回転不良などが多くあまり評判が芳しくなかった。その後少しずつ改良が重ねられ、最終的にはコンバットシューティングなどによく使用される程の性能を持つ実用性の高いリボルバーとなった。
他に.45LC弾を使用するものも製造されたがこちらはあまり普及しなかった。なお実銃のアナコンダはすべてステンレス素材で製造されており、キングコブラのようにガンブルー塗装が施されたものは製造されていないためエアソフトガンにあるブラックカラーのアナコンダは実在しない。
(参考:Wikipedia)
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