水曜日, 1月 30, 0020

拳銃紹介(八坂神奈子編)

本日は2回目、ガンcオンバシラ様の拳銃紹介-デザートイーグル であります

デザートイーグル(英:Desert Eagle)は、アメリカ合衆国ミネソタ州のミネアポリスにあるM.R.Iリミテッド社が発案し、イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ社(IMI・イスラエル国立兵器廠)とマグナムリサーチ社が生産する自動式拳銃。現在、小火器部門はIMI社から半独立しイスラエル・ウェポン・インダストリーズ社(IWI)に社名を変更している。

.357マグナム版、.41マグナム版、.41Action-Express(.41アクションエクスプレス)版、.440Cor-Bon(.440コーボン)版、.44マグナム版、.50Action-Express版が存在し、.50AE版は自動式拳銃としては世界最高の威力を持つ拳銃として知られる。

歴史
1979年の開発と共に発売され話題となった.357マグナム版だったが、それでも5-6回に1回程度のジャム(排莢不良・次弾装填障害)が発生し、一般大衆の人気を獲得するには至らなかった。その後、作動の安定化と.44マグナム版の発売とともに人気が上昇し、.50AE版でその地位は不動のものとなった。

.50AE版は発売当時世界最強の威力を誇ったが、現在はS&W M500にその地位を奪われている。しかし自動式拳銃に限って言えば、最強の地位は未だにデザートイーグルのものである。

その特徴的な機構と大きさ、銃に対するイメージから、ゲームや映画にもよく登場する。

特徴
50AE版の口径は表記上は50口径となっているが、実際には使用弾薬である50AE弾の弾丸径は0.5インチではなく0.54インチである。S&W M500の使用弾薬の弾丸径は0.492インチであるため、600NEを使用するPfeifer Zeliskaを除けば拳銃弾の中では最大の口径である。 威力の面でも自動拳銃の中では最大であり、レベルⅡ規格のボディーアーマーを貫通する。さらに、発射された弾丸の運動エネルギーはAK47等に使用されている7.62×39弾のそれと同等であり、拳銃弾としては考えられないほどの威力を秘めている。また、レベルⅢ、Ⅳ規格のボディーアーマーでも、貫通は防げても着弾の衝撃を十分には吸収できないため、負傷は免れないとされている。このように、高レベルのボディーアーマーを装着している相手にも比較的有効であることから、実用性がないとされながらも、一部の兵士に使用されている。 また、銃身上部(ブローバックしない部分)にレイルを装備しており、ドットサイト、レーザーモジュール等が装備可能である。

外観
全長269mm、全高149mm、重量2053g(.50AE版)という巨体のデザートイーグルには、通常の6インチモデルの他に10インチ、14インチのロングバレルモデルも存在する。これらの中で、6インチモデルと10インチモデルは現在も市販されているが、14インチモデルは1999年に生産が中止された。

また全長の長い弾を使用することもあってグリップは前後に長く、シングルカラムマガジンにも関わらず握りやすいとは言えないが、マグナムオートの一種でありカービン弾を使用するオートマグIIIなどと比べれば、まだ握りやすい。バレルは固定されており、ガス圧により作動するボルト、スライド部の重量は見た目より少なく軽い。

しかし、操作性に関しては特筆すべき難点もなく、スポーツモデルとして射撃手のことをよく考えた設計であると言える。

虚構と現実
この巨体と重量のため、よく「小柄な人、女性や子供が撃つと肩の骨が外れる」などという言説を見かけるが、これはフィクションの影響によるデマである。射撃時の反動は確かに大きいが、同じ弾薬を使用する回転式拳銃(リボルバー)に比べれば扱いやすい。現実には射撃姿勢や扱い方に注意を払えば、一般的な体格の人間ならデザートイーグルを撃つことは可能である。

これは射撃時の反動が銃自体の重さである程度吸収されることと、ボルト、スライド部が後退する動作により反動の伝わり方がリボルバーよりも間接的になるためである。これにより、正しい射撃姿勢をとれば片手での射撃も可能である。(但し、50AE仕様は、その反動がすさまじいのは事実である。射撃姿勢を教授された大人の女性ならまだしも、少なくとも子供が射撃すると、手首を傷めるほどの反動があるので注意が必要)


またスライドロックリリース(スライド固定式安全装置)を片手で操作するのは手が大きな者でも難しい。

.50AEや.44マグナムの威力は誇張して描かれることが多く、実際には車のエンジンなどの厚い鋼鉄製の物体は撃ち抜けない(ブローニングM2重機関銃で使われる12,7mm×99弾ほどの威力がないと撃ち抜く事は不可能である)。
「ダーティハリー」の作中でキャラハン刑事がS&W M29(.44マグナム)を使い車を止めたシーンも、弾は運転手に向けて発射されている。また日本の警察が.38スペシャルで自動車を停止させたこともあるが、これは比較的脆弱なラジエーターを打ち抜いたことによるものである。

機構
当初マグナムリサーチ社はガス・オペレーテッド式での運用を考えていたが、これは上手くいかなかった。その後IMI社が独自の機構を考案し、その作動原理は最新版のデザートイーグルでも変わっていない。

IMI社が考案したガス・オペレーテッド・リピーティング・システムは軍用ライフルとよく似ており、高圧のガスを上手く利用できる設計となっている。この方式によりバレルは固定され、それによって優れた命中精度を持つこととなった。スコープ等を載せる溝もバレルに掘られており、スポーツモデルとしての片鱗も見せる。

当初の.357マグナムで見られた作動不良は.357マグナムのガス圧が低かったことが原因と言われているが、現在ではガスポートの改良により改善されている。

.357マグナムモデルでは通常のライフリングをもつバレルを装備していたが、.44モデルからは“ポリゴナル・プロフィール”と呼ばれる、内部が円に近い六角形で通常のライフリングのように捻られているバレルを使用している。なお、現在は.357マグナムモデルもポリゴナル・プロフィール・ライフリングを使用している。

用途
デザートイーグルは当初軍用・警察用拳銃として開発され、イスラエル軍や警察に支給されたが制式採用には至らなかった(イスラエル軍・警察はM92Fなどを制式採用としている)。  近年ではこの種の超大型拳銃を使用した「メタリック・シルエット」などの射撃競技も隆盛を見せ、拳銃による狩猟が認められているアメリカの一部地方では狩猟用としても使用されている。 ただし、特殊な拳銃のため非常に高価である(1249$- 日本円に換算して約13万円- )。
(参考:Wikipedia)

拳銃紹介(洩矢諏訪子編)

今回はケロちゃんの拳銃紹介-スタームルガー・セキュリティシックス

スタームルガー・セキュリティシックス(英語: Sturm Ruger Security Six)は、アメリカのスターム・ルガー社が1968年に開発したダブルアクションリボルバーであり、同社のリボルバーの基礎モデルとなった。

特徴
.357マグナム弾または.38スペシャル弾を使用する拳銃で、銃身長には2.75インチ、4インチ、6インチが用意されている。一般的なリボルバーと同様の設計であるがトリガー機構にトランスファーバーを配置し、トリガーに荷重がかからない限りファイアリングピンが作動しないという構造を持たせた。また、サイドプレートを廃し、メカニズムの殆どを着脱式のトリガーガードにセットしているため、フレーム強度を確保すると同時にメンテナンスが楽にできるようになっている。現在もその構造自体に殆ど変更はなく、安価で丈夫な拳銃なので一部の警察関係でも使われた。

派生型として固定照準器を持つ「スピードシックス」と「ポリスサービスシックス」が存在する。さらに1985年にはセキュリティシックスの後継ともいうべき「GP100」が、1988年にはそれより一回りほど小型な「SP101」が発売され、フランスのマニューリン社でも「MR88」という類似したリボルバーが生産されている。
(参考:Wikipedia)

木曜日, 1月 10, 0020

拳銃紹介(伊吹萃香編)

今回は萃香の拳銃紹介-オートマグ

オートマグ(英:AutoMag)とは1969年に発表、1970年からAM社(Auto-mag Corporation)によって一般発売された世界初のマグナム弾を使用する自動拳銃である。後継機種として発売されたオートマグシリーズと区別する意味で「44オートマグ」とも呼ばれる。

特徴
従来リボルバーにはマグナム弾を使用する拳銃は存在したが、マグナム弾を使用する自動拳銃の開発は構造上リボルバーよりも耐久性に劣るため困難とされた。AM社は当時新技術だったステンレスを使用しマグナム弾の使用に耐えうる自動拳銃の開発を目指した。設計者はハリー・サンフォードである。ボルトのロック機構に工夫を凝らし、ロータリーボルト・ロッキング・システムという自動小銃に用いられるような複雑な閉鎖機構を採り入れ、閉鎖不良を回避するためのボルトアクセラレータも取り付けられている。使用実包は.44AMP(.44 Auto Mag Pistle)であり、当時世界最強のハンドガンとされたS&W M29を超えるハンドガンとして期待された(銃の構造上、オートマチックの方が発射ガスのロスと反動が少なく装弾数も多い)。先行予約では8,000丁の受注があったとされる。銀色のステンレスモデルのみの発売であり、大型のレシーバー一体型のバレルは上部にリブが設けられ、大型のクーリングホールが開けられていた。

しかし、後述のさまざまな欠点により「オートジャム」という不名誉なあだ名が付けられた。商業的には失敗しAM社は1年余りで倒産し、売却・合併などを繰り返したため、メーカー名も「AM」・「TDE」・「HIGH-STANDARD」・「AMT」(AMTが少数販売したカスタム用レシーバーは「Auto-mag Corporation」を表すAMC刻印)などと、さまざまな刻印で製造販売されたが、1983年に生産中止となった。今でもコアなファンは存在するが、デザートイーグルに代表されるマグナムオートがいくつか存在しているため忘れ去られた銃となっている。総生産数は16,000丁ほどと推測されている(会社が何度も変わったため、正確な記録は不明)。1998年から2000年にかけて亡くなった設計者の追悼の意味も込めてオリジナル刻印復刻レシーバーの限定販売が行なわれたが、マネジメントを担当したAMT-Galena社が倒産、70丁前後の出荷で終わっている。

欠点
レシーバー、チャンバー内の汚れにより閉鎖不良を起こすため、手入れが欠かせなかった。
ステンレス鋼の加工技術が未熟だったため、内部の細かな仕上げミスも動作不良の原因となった。
ステンレス鋼に合う潤滑油が流通していなかったため動作不良を招いた。
リムレスの.44AUTO(.44AMP)弾専用であるが、この弾丸の供給が遅れたため、.308winの薬莢を切り詰めて使用するという自作の弾が使われ動作不良の原因となった。また、販売された弾丸も品質がメーカーによってまちまちで動作不良を起こすことが多かった。
発射時の銃身の跳ね上がりが大きく、銃のホールド具合によっては閉鎖不良を起こした。

バリエーション
180
.44口径のスタンダードタイプ。
160
.357口径のもの。俗に.357オートマグと呼ばれる。
280
AMT社が俳優クリント・イーストウッドに贈呈した8.5インチバレルの特別モデル。刻印からCLINT-1(クリントワン)と呼ばれる。ダーティハリー4において、クリント・イーストウッド演じる主人公のハリー・キャラハンが使用したのはプロップのCLINT-2。
この他に.41JMP弾を使用する.41オートマグが存在したとされるが、型番は不明。

リブ付き6.5インチバレルの他にも、リブなしの8.5インチ、10.5インチバレルが存在する。また、リブなしのバレルがオプションで選択可能だったという。

多くのカスタムモデルも存在している。

AMT オートマグシリーズ
オートマグと同じハリー・サンフォード設計のもと、AMT社(Arcadia Machine and Tool Inc.)からオートマグの後継機種として発売されていた拳銃のシリーズ。「オートマグ」の名を冠しているが、基本的にはコルト・ガバメントのコピーモデルをベースにした銃であり、外観も機構も全く違うので注意が必要である。

オートマグII
1987年に登場。リムファイアカートリッジである「.22WMR弾」(.22マグナム弾)を使用する。そのため作動方式には小口径の拳銃に採用されるストレートブローバックを採用したが、動作不良を起こすことがあった。

また、他のオートマグシリーズとは違い、小口径の弾薬を使用する拳銃であったことから全長を切りつめたショートモデルも製造された。機構に関しては成功とは言えなかったが、オートマグシリーズの中では比較的人気が高く、2006年に再建されたHIGH-STANDARD社からIIIと共に再販売されている。

オートマグIII
1992年に登場。M1カービンの使用弾薬として知られる「.30カービン弾」を使用する。.30カービン弾はライフル弾として位置づけられているが、実際はリボルバー用実包を改造したものであり、ライフル弾の中では全長が短く威力も低い。このことから.30カービン弾を拳銃用マグナム弾と見なし、使用弾薬として採用した。

作動方式はティルトバレルロッキングを用いたショートリコイルであるが、こちらも動作不良を起こすことがあった。加えて、カービン弾を収納した弾倉をグリップ内に持つがゆえにグリップが握りづらいと一部では不評であるものの、オートマグシリーズの中ではIIと並んで比較的好評であった。日本においては東京マルイがエアソフトガンを販売しているので、マニアの間では知名度が高い。 2006年には経営再建したHIGH-STANDARD社からIIと共に再販されている。

オートマグIV、オートマグV
1993年に登場。IVは「.45ウィンチェスターマグナム弾」、Vはデザートイーグルの使用弾薬として有名な「.50AE弾」を使用する。作動方式はIIIと同じくティルトバレルロッキングシステムであるが、やはり動作不良が多く、現在は生産されていない。
(参考:Wikipedia)